個人的に梅雨の時期に気分が滅入るな~ぐらいは感じていましたが、同居している母が天気の変化で体調がコロコロと変化するので可哀そうだなと思ってました。年齢的にも無理してほしくないのでどうにかならないのか調べたところ、『気象病』という病名があることを知りました。
気象病って知ってましたか?
≪気象病の代表的な症状≫
・めまい
・頭痛
・疲労感
・吐き気
・首や肩の凝り
・低血圧
・関節痛
・痛み(古傷が痛む)
・手足のしびれ
・うつ
・喘息発作が出やすくなる
・狭心症の症状の悪化
体調を崩す原因
雨が降るとき、気象予報士が「天気図の気圧配置が998hPa(ヘクトパスカル)の低気圧が近づいて天気が崩れます」みたいなことを聞いたことがあると思います。
気圧が上がったり下がったりすることで体調不良を引き起こしてます。
雨が降る低気圧になると、私たちの自律神経は、副交感神経が優位になるそうです。
ちょっと待った!
理想的な自律神経の動き(理想的な体のリズム)は、
朝起きてから夕方までは交感神経が優位、夜から明け方までは副交感神経が優位
昼間に雨が降っている時は、理想的な体のリズム(交感神経優位)に反して副交感神経が優位になっている。だから体調不良になるんですね。納得!
季節によっても自律神経のバランスが違う
春から夏(梅雨)
気温の暖かい(熱い)春から夏は、副交感神経が優位。
理想的な体のリズムに近づけるには、昼間に体を動かしたりして交感神経を優位にすると体調不良が軽減される。
梅雨の時期は、湿度が高いことが原因で汗が蒸発せず、体内に水分がたまりやすくなります。
その結果下記の症状が現れます。
・頭痛、頭重感
・回転性のめまい
・重だるい
・倦怠感
・むくみ
・気分の落ち込み
・吐き気
・関節痛
・古傷の痛み
・食欲不振
・消化不良・胃もたれ
秋・冬(台風シーズン)
気温の涼しい(寒い)秋から冬は、交感神経が優位。
理想的な体のリズムに近づけるには、夜にゆっくりと過ごして副交感神経を優位にすると睡眠がしっかりとれて体調不良が軽減される。
改善方法
理想的な体のリズムに戻すことが大切です。
昼間は活動モードで交感神経が優位、夜は休息モードで副交感神経が優位
まずは、理想的な一日の過ごし方お試し下さい。
梅雨の季節は、体に水分がたまりやすいので利尿作用のある飲み物や食べ物をとるようにしましょう!
体調不良をそのままにしないで
昼間、家の中で過ごしている母は部屋の電気を消したまま過ごしていると聞いたので、曇りや雨の日など室内が暗い日は電気をつけてもらうようにしました。暗い部屋にいると、体が夕方だと思い副交感神経が優位になってしまうとのこと。
このように生活習慣を少し見直すだけで気象病は改善させることが出来ると分ってホットしました。
体調不良をそのままにしないで、自分の体に向き合ってあげて下さい。
少し生活習慣を見直すことで、楽になることが多いのです。