100円ハゲに毛が生え始め、やっと落ち着いたと思った頃
帰宅時、駅の階段を下っている最中パンツの裾に足を引っかけ転倒。しりもちをついた場所がまずかったかも?!
かなり痛かったんですが、歩けるし骨折まではしてないと思い電車に乗車。40分間冷や汗が止まらない。地元の駅について階段を上ろうと思ったら、足がなかなか上がらない。これはもしかして骨折したかも。
翌朝、足を上げて歩くことが厳しかったので会社を休み外科へ。やはり骨折の診断。骨折した骨があまりずれていないことが判り一安心。もし骨が内側に入ると大変だそう。
手術することもできないので痛み止めをもらって帰宅。
会社には翌日から出社しましたが、可哀そうだと思った先輩が1週間ほど車で家まで送ってくれました。本当にありがたかったです(涙)
このころの勤務時間は、相変わらずの長時間。
会社から家に直行して在宅時間が8時間、睡眠時間が4~5時間ほど。
帰宅時はいつも頭がボーっとしてましたが、仕事の段取りのことを考えている。
頭を切り替えることが出来ない状態だからか、仕事で作業漏れしたかもと夜中に目が覚めることが頻繁に起こり睡眠の質が良くない。翌日確認してみると、漏れはかなった、期限に余裕があった等取り越し苦労が多かった。
頭の中が年がら年中フル回転して、脳疲労は取れない。
こんな状態が1年以上続いているので、100円ハゲだけでは終わらなかったんです。
若かったから体力があったし、私が頑張んなきゃという気力があったから、1日休んだだけで通常通り勤務することが出来ました。
若く体力があっても、頭の中が緊張状態のままでストレスを減らす工夫をしないと体に異変が起きてきます。
黄色信号が長い間点灯していたはずですが、それに気が付かないのか若いから大丈夫と高をくくっていたのか・・・赤信号になってやっと気が付く(ハゲ・骨折、急性胃炎etc)
私自身、気力が湧く・維持される原動力は人間関係がとても大きな領域を占めています。
過酷な環境は、体力と気力があってこそ乗り越えられるという良い経験でした。
転ぶ数秒前に『このままの状態で下ったら転ぶ』と頭の中に言葉が浮かんできましたが、その通りになってビックリ。
この経験から頭に浮かんだ悪い事は、すぐに対応することを心がけるようになりました。